Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。

宮本恒靖、三都主アレサンドロに始まり、南野拓実や奥川雅也、そして今シーズンから川村拓夢がプレーする「レッドブル・ザルツブルク」。

多くの日本人選手がプレーしてきただけでなく、近年は若手の宝庫としても有名で、サディオ・マネ、アーリング・ハーランドといったスターたちを輩出してきた。

今回はそんなザルツブルクの若手に注目し、近未来の4大リーグ行きが期待できる3人のスター候補を紹介する。

オスカー・グルーク

画像中央

生年月日:2004年4月1日
国籍:イスラエル

現時点でもっとも4大リーグ行きが近いザルツブルクのプレーヤーが、パリ五輪で日本とも対戦したオスカー・グルークだろう。

"イスラエルの至宝"と呼ばれるグルークは、質の高いトラップや縦の推進力、ゴール前での冷静さと、あらゆる能力をハイレベルに備え、昨季はリーグ戦7ゴール・15アシストの活躍を披露。完全にチームの中軸へと飛躍を遂げた。

もはやはステップアップは時間の問題で、今後の活躍次第では、母国の英雄ヨッシ・ベナユンを超える存在になるかもしれない。

マウリッツ・ケアゴー

生年月日:2003年6月26日
国籍:デンマーク

川村拓夢とポジションを争うであろう中盤センターでは、開幕から好調を維持するマウリッツ・ケアゴーを挙げたい。

192cmの技巧派レフティーで、懐深いボールキープや相手DFをしっかり引きつけてからのパスが抜群に巧く、知性とスキルともに高いレベルで備えている。

ラスト30mでの精度が課題だったが、CL3回戦のトゥウェンテ戦で成長を感じる見事な2ゴール。今の調子を維持できるか。

サムソン・ベイドゥー

画像左

生年月日:2004年3月31日
国籍:オーストリア

ストラヒニャ・パブロビッチが移籍したディフェンス陣では、今シーズン出番を増やすであろうサムソン・ベイドゥーに要注目だ。

アントニオ・リュディガーやクラブの先輩であるダヨ・ウパメカノとも比較されるフィジカルモンスターで、相手に隙を与えないアグレッシブな守備に冷静な対応力も備える。

すでにオーストリアA代表デビューも飾っており、この調子で経験を積み重ねていけば、4大リーグ行きも自ずと見えてくるだろう。


ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。 
過去・現在・未来問わず、幅広い世代の選手情報や企画をブログやQoly、YouTubeなどで発信中。
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