イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する三苫薫が、鹿島アントラーズとの親善試合（24日・国立）を前に会見を実施し、試合への意気込みを語った。

三苫は会見の冒頭で「ブライトンの一員として日本ツアーが決まり、素晴らしいJリーグの2チームとの対戦を僕自身はもちろん、チームメイトもすごく楽しみにしています。僕らもシーズン開幕前の本当に良い力試しになりますし、チームの状態を見る良い機会でもあるので、内容や結果にこだわっていきたいです」と抱負を語ると、今年2月下旬に痛めた腰の怪我からの回復状況や、新監督のファビアン・ヒュルツェラー氏の印象などに触れた。

今季のブライトンは、チームを躍進させたロベルト・デ・ゼルビ氏に代わり、新指揮官にファビアン・ヒュルツェラー氏が就任。「すごく戦術的で、細かいところに対する意識は洗練されている監督で、特に守備の部分の強度だったりチームにも戦術が浸透してきている」と、昨季はドイツ2部のFCザンクト・パウリを1部昇格に導き、プレミアリーグ歴代最年少の31歳でチームを率いる同氏のサッカーに対する印象を語った三苫は、「監督は色々なフォーメーションを試すと思いますが、僕自身はウィングから仕掛けや、1対1の局面を作った中でのプレーを求められてると思う。（リーグ開幕までの）残り1ヶ月で、チームの中で存在感を示さないといけないので、日本での試合は大切なものになりますし、結果もそうですけど、チームが勝つためのプレーを見せる必要があると思います」と意気込みを語った。