近年、日本では夏の暑さが危険なレベルになりつつあり、スポーツ界も対応を迫られている。
夏の風物詩ともいえる甲子園での全国高校野球選手権大会では、暑さ対策として試合を午前と夕方に行う2部制を導入する予定(3日間限定)。
フジテレビ系列の『ワイドナショー』でもこの話題を取り上げていた。
犬塚浩弁護士は、風情として灼熱の甲子園に思い入れがあるというが、田村淳さんは「一回やってみたら、そんなに感動が薄れるとかはないと思う」とコメント。
司会の東野幸治さんから「炎天下の甲子園で野球をやりたいっていう子供たちも一定数いますよね?」と聞かれた元日本代表前園真聖さんは、こう答えていた。
「それはいると思いますけど、甲子園でやるっていうのが、ひとつ目標としてあるので。サッカーの場合は国立なんですけど、国立が改修で使えない時は埼玉スタジアムでやったんですよ。埼玉スタジアムはサッカー専用のグラウンドなので、観客とも近いし、そっちもかなり評判がよかったので。
逆にドームとかで野球もやってみたら、涼しいし、選手のパフォーマンスが上がるかもしれないし。それをやってみて検証して、また甲子園でやるとかもいいかなと僕は思うんですけど」
前園さんは聖地である甲子園を目指す高校球児の思いを理解しつつ、ドーム球場での試合開催も提案していた。
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なお、毎年冬に行われる全国高校サッカー選手権大会では、国立競技場で準決勝以降が行われてきた(開幕戦の場合も)。2014年~2020年度まではその国立の代替として埼玉スタジアムで準決勝・決勝が行われた。