13日、なでしこジャパンこと日本女子代表が親善試合でガーナ女子代表と対戦し、4-0で勝利した。

能登半島地震の復興支援マッチとして位置づけられ、石川県にある金沢ゴーゴーカレースタジアムで行われたこの一戦。パリ五輪のグループステージ3試合目に対戦するナイジェリアを想定し、アフリカからガーナを招いた。

日本は3-4-3の布陣も想定されたが、キャプテンの熊谷紗希をアンカーにした4-3-3に。前半からほぼ試合をコントロールして優位に進めた。

ただガーナも最後のところで粘りを発揮する。前半23分には、抜け出した藤野あおばを倒したガーナの主将ポーティア・ボアキエが一発退場となり数的優位となるが、前半はゴールを割ることができなかった。

しかし後半は一転ゴールラッシュとなる。51分に田中美南が左足で先制ゴールを決めると、65分には途中出場の浜野まいかがコーナーから押し込んで追加点。67分には藤野あおばが完璧なフリーキックを決めて突き放した。

日本は80分にも植木理子が頭で決めて4-0に。終わってみればガーナに決定機を一切作らせることなく、完勝を収めた。

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なでしこはこの後、19日に非公開でコロンビア女子代表と対戦しフランスへ。25日にグループステージ初戦のスペイン女子代表戦を迎える。

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