ブラジルの下部リーグで警官が選手にゴム弾を発射する事件があった。

それが起きたのは、10日に行われたゴイアス州選手権2部のグレミオ・アナポリス対セントロ・オエスチ戦。

『Globo』によれば、グレミオ・アナポリスが1-2で負けた試合後にサイドラインで騒乱が発生し、警官がグレミオ・アナポリスのGKにゴム弾を発射したという。

左足を撃たれたGKは激しく出血。グレミオ・アナポリスは「我がGKは警察官が卑怯にも発射したゴム弾に被弾した。スタジアムにいた人々の安全と誠実さを気にかけるべき人物による、恐ろしい、信じられない、犯罪的行為だ。7月10日は、我が選手に対する暴力的で汚らしく、恐ろしい行為によって、決して忘れることはできない」などとの声明を発表。

応急処置を担当したクラブドクターはこう述べている。

「大腿部前部を負傷し、皮膚が少し失われた。筋肉にも少し損傷がある。中心部の皮膚が失われただけでなく、温度による皮膚の変性もあり、周囲には第3度の熱傷があった. 傷口を入念に洗浄し、血清で洗い、ゴムの火花を除去した。壊死した組織は取り除いたが、太い血管は損傷していないので、死亡や脚を失う危険性はない。病変の長さは3センチから4センチ。これから数日間、経過を見なければならない、感染や組織の壊死が起きないようにする」

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当局は事実調査のために行政手続きを開始している。

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