J1の横浜F・マリノスは9日、UAE1部アル・ナスルからトーゴ代表MFコジョ・アジアンベ(20)を完全移籍で獲得したと発表した。本名がコジョ・ジャン・クルード・アジアンベのため、Jでの登録名は「ジャン・クルード」となる。

ハリー・キューウェル監督体制で今シーズンを迎えた横浜FMだが、6日のリーグ戦でガンバ大阪に敗れて16年ぶりの4連敗を喫し13位に沈んでいる。補強によって苦境を脱出することができるだろうか。

クルードはトーゴ生まれながらドバイに本拠地を置くアル・ナスルで育成され、2021年に18歳でプロデューを飾った。

昨季はアビスパ福岡FWシャハブ・ザヘディの保有権を持つウクライナのFCゾリャ・ルハーンシクに期限付き移籍。リーグ、国内カップ、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ合わせて公式戦15試合に出場した。

昨年6月には19歳でトーゴ代表デビューを飾り、ワールドカップ・アフリカ予選で主力としてプレーするなどこれまで9キャップを記録している。

187cmと大型の守備的MF。横浜FMでは背番号45を着用することが決まった。

ジャン・クルードは公式サイトで以下のように意気込みを語っている。

「横浜F・マリノスに加入することができて、とてもうれしく光栄です。このクラブに貢献するために、しっかりと準備をしたいと思います。熱いマリノスファミリーの皆さん、ともに闘っていきましょう!」

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トーゴといえばかつてアーセナルでプレーしたエマニュエル・アデバヨールが有名だが、Jリーグで同国の選手がプレーするのはこれが初めてのことになる。

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