毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。そして「日本とヨーロッパで最も違う部分は?」と聞かれて以下のように答えていた。

相馬「僕は守備だと思っていて。寄せてくる距離と、足を伸ばしてくる感じが一番違うかなと。止まってくれない。伸ばしてくる。『遅らせる』はないです。カウンターで数的不利でも、『絶対に突っ込むなよ!』というところでも、スライディングで行っちゃったりとか」

内田「入れ替わるやん!みたいなね。あんまり恐れないよね。それでバチンと取れちゃうのもそうだし、それを狙いに行くんです。ドリブラーとしては戸惑った?」

相馬「最初の2ヶ月後くらいに戸惑う…というか、あまり抜けなくなった時期が来ました。最初はあまりやったことがなさすぎて自分の感覚で行けていたんですけど、合わせるようになって抜けなくなってきた時期はありました」

内田「それはどうやって乗り越えたの?トレーニング?それとも試合の中で時間が解決してくれた?」

相馬「多分時間だった気がします。そこから半年立ったくらいで、自分では気づかなかったんですけど判断のスピードが上がっていた気がします。最後はストレスなくできていましたね」

また、守備の点では遠藤航のプレーに衝撃を受けたと話しており、そのやり方を説明していた。

相馬「遠藤選手は今リヴァプールでもボールを沢山奪って、取られずに繋いでプレーされていると思うんですけど。

ボールを触るというより、体と体の肉弾戦をしたあとにボールを触るんです。遠藤選手は。自分がボールを持っているときに、それを足で突付きに来るというよりも、体でぶつかってきてからボールを持っていく。

だからボールを取れるし次のプレーに行けるんだなと思って、参考にさせてもらって、今の自分のプレーに生きています」

「ルーカスってわかります?」相馬勇紀が憧れた選手は、FC東京やガンバ大阪でプレーしたブラジル人FWだった

練習で遠藤航とマッチアップしたとき、ボールを触る前に体を当ててくるという守備のやり方に驚きを感じたとのこと。

欧州のディフェンスのやり方はまず突っ込んでくるようなプレーが多いなかで判断のスピードを上げて対応していたが、その中でも遠藤航のやり方は独特のものがあるようだ。

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