4日に行われたコパ・アメリカの準々決勝、アルゼンチン対エクアドルの試合は1-1の引き分けで終了。PK戦の末にアルゼンチンが次のラウンドに駒を進めた。

ヒューストンで行われたこの試合は前半35分にアルゼンチンが先制ゴールを奪取。コーナーキックからニアでコースが変えられたところ、リサンドロ・マルティネスがファーに飛び込んでネットを揺らした。

後半にはエクアドルがセットプレーからPKを獲得する場面があったものの、エネル・バレンシアのキックが左ポストに当たって枠の外へ。

絶体絶命の状況になったエクアドルであるが、試合終了間際のアディショナルタイムに右サイドからのクロスをケビン・ロドリゲスが合わせ、土壇場で同点ゴールを奪った。

そして試合はPK戦に突入。先攻のアルゼンチンは1人目にキャプテンのリオネル・メッシをキッカーに送る。

ところがメッシが蹴ったパネンカ(チップキック)はクロスバーにあたり、ゴールの上に外れていく。

これで非常に厳しい状況となったアルゼンチンであるが、それを救ったのはGKのエミリアーノ・マルティネスだった。エクアドルの一人目のアンヘル・メナ、そして二人目のアラン・ミンダのシュートを連続でセーブし、情勢をひっくり返してみせた。

そしてアルゼンチンはメッシのあとのフリアン・アルバレス、マカリステル、モンティエル、そしてオタメンディと4人が連続で成功。キャプテンのミスを全員でカバーし、大逆転でこの試合を勝利に持ち込んだ。

メッシは1位じゃない!コパ・アメリカで「最も年俸が高い10名」

これでアルゼンチンは7月9日に予定されている準決勝に進出。5日に行われるベネズエラ対カナダの試合の勝者との対戦となる。

なお、コパ・アメリカ2024は決勝以外は延長戦が行われず、90分を消化して同点だった場合はそのままPK戦に持ち込まれるレギュレーションとなっている。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名