3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表メンバーが発表された。

登録18名全員が優勝したU23アジアカップや6月のアメリカ遠征に参加選手から選出された一方、どちらもメンバー入りし出場機会も多かったFC東京MF松木玖生が驚きの選外となった。

その理由について、コンディションの問題なのかと記者に尋ねられた大岩剛監督は「コンディションに問題があるという理由ではありません。そのことだけはお伝えさせていただきます」とコメント。

さらに、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが補足として続けた。

「今の松木選手の件の補足になりますが…(彼に)移籍の可能性があります。そうしたなかで先ほど申し上げたように、確実にオリンピックの期間に我々が招集できる、その確約が取れませんでした。そこが一番の要因です」

今回発表されたメンバーリストでは、4名のバックアップメンバーの入れ替えが柔軟にできるのに対し、18名の登録メンバーは怪我人が出た場合のみバックアップとの入れ替えが可能になる。

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移籍を理由に入れ替えることはできないため、今夏移籍の可能性がある松木は現時点でリストから外さざるをえなかったとのことだ。

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