4年に一度の祭典であるEUROがドイツで開幕を迎えた。
開催国ドイツは14日の開幕戦でスコットランドと対戦し、5-1で勝利する白星発進となった。
21歳コンビのフロリアン・ヴィルツとジャマール・ムシアラの連続ゴールで前半19分までに2点を奪うと、前半終了間際には相手DFライアン・ポーテアスが一発退場でPK献上。これをカイ・ハヴァーツが決めて前半のうちに3点を奪うと、オウンゴールによる1失点だけで相手を圧倒した(スコットランドのシュート数はゼロ)。
スコットランド代表のキャプテンであるアンディ・ロバートソンは『ITV』でこう述べていた。
「初戦の相手は開催国だし、これ以上厳しいことはない。多くの悪いところがあったし、すぐに次の試合が始まるから、それを解決しなければならない。
前半は全てが間違っていた。いい選手にボールを渡してしまった。10人になった後半はみんなよく耐えたと思う。
今日はひどく失望した。この大会の厳しさを思い知らされた。ワールドクラスのチームと対戦するわけだからね。自分たちの最大限のプレーができなかった。
明日は自分たち自身への怒りと落胆を味わうことにして、その後はポジティブな気持ちでスイス戦に臨みたい」
また、試合を解説した元アイルランド代表ロイ・キーンは「後半のスコットランドはファイトとスピリットを少しは見せたが、実際には雲泥の差だった」と指摘していた。
ドイツは第2節でハンガリーと、スコットランドはスイスと対戦する。