11日に各地で行われた2026年ワールドカップ・アジア二次予選の最終節。
すでに三次予選進出を決めていた日本代表は、シリアを5-0で下した。グループBのもう試合は北朝鮮がミャンマーに4-1で勝利。この結果、日本と北朝鮮が三次予選に進出し、シリアとミャンマーの敗退が決まった。
シリア代表によれば、エクトル・クーペル監督は日本戦後に辞意を表明したという。
「この選手たちと一緒に仕事ができたこと、シリアサッカー協会からの全ての支援にはとても満足している。彼らはとても協力的だった。ただ、この試合が私にとって最後になると思う。
シリアのスポーツ責任者とサッカー協会の幹部に感謝したい。彼らは我々を助けるために全力を尽くしてくれた。残念ながら、これがサッカーだ。
選手たちの努力にも感謝する。そして、シリアのファンには謝罪する。彼らを幸せにしたいと思っていたからね。
ともに過ごした喜びと悲しみの瞬間について皆さんに感謝している。私はできる限りの努力を尽くした。一緒に夢を見て、尽力を尽くした。
(シリアには)非常に優れた選手がいる。だが、彼らが結束し、強いチームを作るにはより時間が必要。立ち上げたプロジェクトにはもっと時間が必要だ。皆さんの成功を祈っている」
かつてバレンシアを躍進させ、インテルでも指揮を執ったアルゼンチン人のクーペル監督は68歳。
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2023年2月にシリア代表に着任し、18試合で5勝5分8敗という戦績だった。
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