6月14日から行なわれるEURO2024。ヨーロッパの強豪国が参加するビッグトーナメントだが、近年の過密日程もあって怪我での欠場も多くなっている。
今回はEURO2024を「前十字靭帯の断裂の影響によって欠場しなければならなかった10名の選手」をご紹介する。
ガビ
代表チーム:スペイン
クラブ:バルセロナ
復帰予定:11~12月
バルセロナで若くして中心選手となった天才ミッドフィルダーは、昨年11月に行なわれたスペイン代表のジョージア戦において膝を負傷し、検査の結果前十字靭帯を完全断裂していることが判明した。
また5月に行われた再検査においては「まだ50%しか回復していない」と評価されており、復帰が今年末までずれ込む可能性が示唆されている。
タイロン・ミングス
代表チーム:イングランド
クラブ:アストン・ヴィラ
復帰予定:来季のプレシーズン
今シーズンのプレミアリーグ開幕戦でニューカッスル・ユナイテッドを相手に戦ったが、その中で膝を負傷したDFタイロン・ミングス。前十字靭帯を断裂したことが明らかになり、残りの試合全てを逃してしまった。
4月の『Birmingham Mail』によればミングスはアメリカのフィラデルフィアでリハビリを続けているとのこと。右足は怪我の影響で筋委縮症を患ってしまったとのことで、その治療が進められている。
リュカ・エルナンデス
代表チーム:フランス
クラブ:PSG
復帰予定:12月
今シーズンのパリ・サンジェルマンで主力を担ってきたリュカ・エルナンデス。フランス代表でもEURO2024のメンバー入りが確実な状況だったが、5月のボルシア・ドルトムント戦で42分に交代を余儀なくされたあと、検査で左膝前十字靭帯の断裂が確認された。
今のところは今年末には復帰することが期待されているものの、2022年には右膝の前十字靭帯も断裂していることもあり、現状ではまだ不透明な状況だ。
ウェズレイ・フォファナ
代表チーム:フランス
クラブ:チェルシー
復帰予定:来季のプレシーズン
今シーズンの開幕前に負傷し、チェルシーのアメリカツアーに帯同しなかった23歳のDFウェズレイ・フォファナ。後に前十字靭帯の断裂が確認され、長期の離脱を余儀なくされた。
当初は3月あたりに復帰が可能だと目されていたものの、それからやや遅れてシーズンすべてを休むことに。ただ今季限りで退任するポチェッティーノ監督の説明によれば、「来季のプレシーズンには復帰できる可能性がある」とのこと。