6月14日に開幕を迎えるEURO2024。ホスト国のドイツでは、2006年のワールドカップ以来18年ぶりとなるサッカーのビッグイベントとなる。

ドイツサッカー連盟は、18年前に「夏のおとぎ話」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せた大会の再現を願っており、熱狂的な雰囲気に包まれることを予測している。

しかし『Reuters』の報道によれば、ドイツの公共放送『ARD』の世論調査で驚くべき結果が出ているとのこと。

世論調査に答えたドイツ国民の27%が「EURO2024には興味がない」と答えているそうで、さらに「非常に興味がある」と答えた割合も43%と過半数に届いていないという。

さらにこのところはイスラム教過激派組織やロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるパレスチナ侵攻などで治安が悪化しているため、テロなどによる安全面に懸念があると答えた割合が42%に達しているそう。

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ドイツはこれまでワールドカップで4回、EUROで3回の優勝を経験している強豪であるが、この10年間はなかなか結果を残せておらず、2018年と2022年のワールドカップではグループステージで敗退している。

母国がいい形で勝ち上がっていけば否が応でも盛り上がりを見せるはずだが、いまのところEURO2024は開催国でも静かな存在になっているようだ。

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