スペイン1部アスレティック・ビルバオとキットサプライヤーのCastoreは17日、2024-25シーズンの新アウェイユニフォームを発表した。2023-24シーズンのリーグ最終戦から着用を開始している。

Athletic Bilbao 2024-25 Castore Away

アスレティック・ビルバオ 2024-25 Castore アウェイ ユニフォーム

24-25モデルではホームよりも先に発表となったアウェイユニフォーム。ブルーを基調とした点は23-24シーズンと同じだが、今回の色はかなり濃い「ビルバオブルー」が再登場となった。

シャツ全体にオールオーバーで描く複雑なグラフィックは、バスク州を流れる複数の川の合流地点である「ビルバオ河口」の水の動きをイメージしたものだという。

最近では必ずしも使われる色ではないが、2000年代まではビルバオのアウェイユニフォームといえば濃いブルーが定番カラーだった。

ブルーはビルバオの初代ユニフォームに使われた色であり、クラブやサポーターにとって重要なものだ。

また、ユヴェントスと激突した1976-77シーズンの歴史的なUEFAカップ決勝戦でもブルーのユニフォームが使われた。その決勝戦は2試合のスコアを2-2で終えるもアウェイゴール・ルールにより準優勝となったが、欧州のタイトルを掴みかけたこのファイナルは、クラブの歴史を語る上で欠かせない出来事である。

背面の首元には愛称でもありビルバオを象徴するライオンのロゴマークを配する。赤・白・緑のバスク旗(イクリニャ)にライオンの顔を重ね合わせ、バスクのライオンを見事に表現したデザインだ。

そんなビルバオブルーの新アウェイユニフォームは、23-24シーズンの最終戦となった敵地でのラージョ・バジェカーノ戦でデビュー。試合は1-0でビルバオが勝利を収めている。

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