今季限りでのPSG退団を発表したキリアン・エムバペ。

12日にホームラストゲームとなるトゥールーズ戦を戦ったが、試合前のスタメン発表ではブーイングを浴びた。

『Le Parisien』によれば、試合前にはエムバペとPSGのナースル・アル・ハライフィ会長との激しい衝突も起きていたという。

エムバペが退団の決意を伝えて以降、2人は口を利かなくなるなど関係性は冷え切っていたそう。緊迫していたその関係性は最後に爆発してしまったとか。

先日、エムバペは動画を通じてPSG退団を発表。多くの人々に感謝のメッセージを送ったが、アル・ハライフィ会長には言及せず。

アル・ハライフィ会長は自分とカタール首長への言及がなかったことをエムバペ本人に問いただしたそう。試合開始1時間前に行われた2人の話し合いはすぐにヒートアップし、衝突に発展。

目撃者が「壁が揺れた」と証言するほどの激しいものだったそうで、その結果、ウォーミングアップは遅れ、選手たちは普段より4分遅れでピッチに出て行ったとか。

PSGは2人の衝突を否定したものの、「シーズン後の退団の取り決めを最終決定する」ために試合前に話し合いが行われたことは認めている。

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エムバペはトゥールーズ戦でゴールを決めたものの、チームは1-3で敗戦。試合後にはリーグアン優勝セレモニーが行われたが、エムバペへの特別な表彰などはなかった。

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