今季、トッテナムからバイエルン・ミュンヘンに移籍したイングランド代表FWハリー・ケイン。

だが、バイエルンは11連覇中だったブンデスリーガのタイトルをレヴァークーゼンに奪われたほか、国内カップ戦でも3部チームに敗れ、残されたタイトルはUEFAチャンピオンズリーグだけ。

『BBC』によれば、ケインは、アーセナルとのCL準々決勝2ndレグを前にこう話していたそう。

「今季を素晴らしいシーズンにするチャンスはまだある。もし、CLで優勝できればね。もちろん、クラブの観点からすれば、無冠に終われば失敗のシーズンになるだろう。ただ、僕らにできることは、それを来年につなげて、事態の好転を狙うことだけだ」

そんなケインはトッテナム入団前にアーセナルのアカデミーに所属していたが、若くしてリリースされている。古巣といえるアーセナルについてはこう話していたとのこと。

「自分はアーセナルとかなりの歴史がある。スパーズでプレーしていたし、ノースロンドンダービーで長年対戦してきた。毎年、あれがシーズン最大の試合だったかもしれない。でも、これは違う話だ。

心の片隅には若くして放出されたことで常に証明しなければいけないことがあった。自分はキャリアを通じて証明すべきことがあるタイプの選手だと感じている。それが消えることはない」

アーセナルのアカデミーディレクターだった人物は、ケインがややぽっちゃり気味で運動能力があまり高くなかったので放出されたと語っている。なお、ケインは8歳でアーセナルと契約するも1年で放出されたとか(12歳で退団という話もある)。

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1stレグは2-2の引き分けだったアーセナルとバイエルンの激突。バイエルンホームの2ndレグは17日に行われる。

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