7日に行われたエールディビジ第29節のフェイエノールト対アヤックスの宿敵バトル。
昨季限りで現役を引退した元フェイエノールトの小野伸二氏が招待された一戦は、ホームのフェイエノールトが6-0で圧勝する驚きの展開となった。フェイエノールトFW上田綺世は6点差がついた後半32分から途中出場している。
Optaによれば、アヤックスが6点差で公式戦に敗れるのはクラブ史上初の事態だそう。シュート数もフェイエノールトの30本に対して、アヤックスはわずか1本だけ。
アヤックスのヨン・ファント・シップ監督は試合後にこう述べていた。
「失望ですらない、 本当にひどかった。フィジカル、インテンシティ、球際のプレー、すべてで劣っていた。
試合開始からゲームに入れなかった。この痛手には全員で対処しなければならない。4失点は個人的なミスだ。ただ、それはフェイエノールトのプレッシャーのせいでもある。
(0-3だった前半終了時に選手たちに)檄を飛ばした。プレーを初めて、勇気を見せろと。だが、一度芽生えた恐怖心は消えない。大人対子供だった。恥かしさ以上のものがあった。スタッフも選手も我々全員のことだ」
なお、小野氏は2002年にUEFAカップを優勝したフェイエノールトのレジェンド。
Legends of 2002 🏆 pic.twitter.com/jll3YZeweS
— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) April 7, 2024
当時の同僚だったピエール・ファンホーイドンクとの胸熱な再会も果たしていた。
フェイエノールトのサポーターたちは素敵な横断幕で凱旋を歓迎しており、『NOS』によれば、小野氏も「戻って来れて嬉しい。自分の人生の一部。(UEFAカップ優勝は)素晴らしかったし、一生忘れない」と話していたそう。