日本代表は21日、ワールドカップ2次予選で北朝鮮と対戦し、1-0で勝利。アジアカップ後の初戦を勝利で飾った。

グループ2連勝で迎えた北朝鮮との連戦。第1ラウンドとなった国立競技場には、59,354人の大観衆が詰めかけた。

日本は4-2-3-1のシステムを採用。GKが鈴木彩艶、DFは右から菅原由勢、キャプテンの板倉滉、町田浩樹、伊藤洋輝と並んだ。中盤の底を守田英正と田中碧が務め、2列目は右から堂安律、南野拓実、前田大然、1トップには上田綺世が入った。

試合は立ち上がりの2分、左サイドのクロスから最後は堂安の折り返しを田中が決めて日本が先制。アジアカップ不参加だった田中だが、復帰戦でいきなり結果を残す。

その後も日本がボールを握るが、最終ラインの左に入った町田と伊藤のビルドアップが効果的に働かず、4-4-2を敷く北朝鮮相手にボール回しが停滞。

ようやく43分、南野のボール奪取から堂安がエリア内で決定機を迎えるも相手GKの好守に阻まれてしまった。スコアは1-0のまま後半へ。

北朝鮮は後半からギアを上げ、日本はそれにやや面を食らう形に。勢いそのまま47分に北朝鮮がゴールネットを揺するが、幸いこれはオフサイドでノーゴールとなった。

うまくいかない日本は、58分に守田に代えて遠藤航、74分に南野、堂安、菅原に代えて浅野拓磨、谷口彰悟、橋岡大樹を投入。81分には直前のチャンスを決めきれなかった上田に代わって小川航基が入った。

終盤はペースを取り戻し、追加点を奪うまでには至らなかったもののリードを保った日本が1-0で勝利。グループ3連勝を飾っている。

痛恨敗退の日本代表、森保監督がアジアカップに招集するべきだった5人

リターンマッチとなるアウェイゲームは、26日(火)に平壌の金日成競技場で行われる。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介