フランスでケバブ店を経営しているインフルエンサーのムハンマド・アンニ氏が、キリアン・エムバペから法的訴状を送られたようだ。『L'Equipe』や『The SUN』など様々なメディアが伝えている。
ムハンマド・アンニ氏はInstagramやTwitchなどソーシャルメディアで活動している人物。Instagramだけでも180万人のフォロワーを持っている実業家である。
アンニが経営しているケバブ店「クラブ・ケバブ」は、「エムバペの頭と同じくらい丸いケバブサンド」というメニューを販売していたという。
ただ先日ムハンマド・アンニの下にはキリアン・エムバペの法務を担当するKMAという会社から販売の差し止めや名称の変更を求める法的訴状が届いたとのこと。
それには「8日以内にメニューからエムバペの名前を削除すること」「さもなければ商業目的で同意なく名前を使用したとして法的措置に出る」ということが書かれていたそうだ。
ムハンマド・アンニはそれに対して自身のInstagramストーリーで「エムバペは恥ずかしくないのか?他にやることはないのか?こんなに無駄なことをして俺を訴えるなんて、信じられないことだ。このレベルの選手がこんなことを考える時間があるなんて。時間とお金を使って俺を攻撃している」と反論したとのこと。
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なお、彼のケバブ店には元フランス代表MFディミトリ・パイェットの名前が記載されたパンケーキもあるとのこと。
ちなみにエムバペの名前が入った「エムバペの頭と同じくらい丸いケバブサンド」は“ヴィクトリー”と呼ばれる秘伝のソースに、レッドカードを表す赤玉ねぎ、トマト、その他生野菜にマリネしたチキンのケバブ、メキシコ風のスパイスが挟まれているそう。