6日に行なわれる予定であったイングランド2部のサウサンプトン対プレストン・ノースエンドの試合が、火災のために延期されることになったようだ。
『The SUN』などの報道によれば、試合は現地時間の午後7時45分からキックオフされる予定であったとのこと。
しかし午後になって、試合の会場であるセント・メアリーズの隣にある工業団地内の工場において大きな火災が発生したという。
午後1時5分に通報が行なわれ、8台の消防車と2台のはしご車が現場へと急行。試合の準備を行っていたセント・メアリーズにも避難命令が出され、警察によって封鎖されることになったそう。
それでも火が収まらなかったことから、午後2時24分には消防車が追加されて18台となり、懸命の消火活動が行なわれたという。
イングランド・フットボールリーグ機構は火災の状況を確認しながらキックオフ時間を調整する準備を進めていたが、午後4時に「試合の開催は不可能」と判断したとのこと。
火災によって地域全体が大きな混乱に陥っていたほか、スタジアムの周辺道路が封鎖されているため交通アクセスが困難となり、ファンの来場も難しくなったためであるという。
広島は285億円!「世界で最も建築費が高かったスタジアム」TOP5
新たな試合日程については追って発表されるとのことで、すでに発券されたチケットについては再試合でも有効になるそうだ。
また、プレストンは720kmほど離れたサウサンプトンまで遠征してきていたファンに対して独自の補償を行うことを検討しているとのこと。