かつてマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍したDFジョン・オシェイが、アイルランド代表の暫定監督に就任することになった。
ジョン・オシェイは1981年生まれの42歳。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織からトップチームに昇格し、2011年まで所属した経験を持つ名ディフェンダーだ。
センターバックを本職としながらもサイドバックとボランチをこなすというユーティリティ性でチームの黒子として欠かせない役割を担い、多くのタイトルに貢献した。
2011年に退団してからはサンダーランドとレディングでプレーし、2019年に現役を引退。それからは指導者としてレディングやアイルランド代表、ストーク・シテイでコーチを務めていた。
昨年には三好康児が所属するバーミンガム・シティの監督に就任したウェイン・ルーニーに誘われてアシスタントコーチを務めることになったが、わずか3ヶ月でルーニーが解任されたためオシェイも退任している。
そして今回、スティーヴン・ケニー前監督の退任によって指揮官不在となっていたアイルランド代表が彼の招聘を決断し、オシェイはとりあえず3月の2試合(ベルギー戦、スイス戦)を担当することになるとのこと。
アイルランド代表はその試合を分析した上で4月に正式な代表監督を任命する方針だとのことで、ジョン・オシェイの他にはポール・クレメント氏、バイエルンのアシスタントコーチを務めているアンソニー・バリー氏、イングランドU-21代表監督のリー・カーズリー氏らが候補になっているそう。