英2部コヴェントリーで好調を続けていた坂元達裕だが、24日のプレストン戦で前半途中に負傷交代を余儀なくされた。マーク・ロビンス監督は、坂元が病院で手当てを受けたとしつつ、こう述べている。
「いい怪我では全くない。かなり高いところから着地して、背中と腰を打ちつけた。憶測で言いたくないが、本当にひどい怪我のようだ。
これほど悪いとは思っていなかった。彼には痛みがあり、病院にいる。情報が来るのを待っているが、無事を祈るばかりだ。彼はしばらく離脱することになるだろうが、大丈夫であることを祈っている」
重傷の可能性があるようだ。
地元紙『The Coventry Telegraph』もこう伝えている。
「残りシーズンは坂元を失うことになりそうだ。監督は人気者である日本人ウィンガーが相手選手との空中戦後に着地した際に重傷を負ったことを心配している。指揮官は口にはしたがらなかったが、この27歳が骨盤を骨折した可能性を懸念している。
いま一番大事なのは彼の健康状態だ。坂元は右サイドで見せるエキサイティングかつトリッキーな走りでファンたちの心を瞬く間に掴んだ。誰もが彼の健康と回復を祈っていることだろう」
今季コヴェントリーに加入した坂元は、全コンペティション32試合に出場し、7ゴールと活躍。現地でも評価を高めていたが、今季中の復帰は厳しいかもしれないようだ。