アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズとキットサプライヤーのadidasは14日、2024シーズンの新ホームユニフォームを発表した。

今回のユニフォームはクラブの「レガシー(遺産)」をテーマに、レッドとブラックが印象的なデザインが登場した。

New York Red Bulls 2024 adidas Home

ニューヨーク・レッドブルズ 2024 adidas ホーム ユニフォーム

レガシー・キットと名付けられた2024新ホームユニフォームは、クラブ名が現在の「ニューヨーク・レッドブルズ」に変更後、初めてホームユニフォームにレッドとブラックを採用している。

また、キットカラーと同様にジグザグのストライプも現クラブ名では初登場。今回の色とデザインには大きな意味が込められているはずだ。

クラブの出発点は1995年に創設されたMLSオリジナルメンバーのニューヨーク/ニュージャージー・メトロスターズ(NY/NJメトロスターズ)。2006年にオーストリアのエナジードリンク会社『Red Bull(レッドブル)』に買収され、現在のクラブ名に変更している。

NY/NJメトロスターズ 1996 Nike ホーム ユニフォーム

選手:ロベルト・ドナドーニ

クラブ側はレガシーという今回のキャッチフレーズについて、歴史と情熱に満ちたコミュニティと次世代選手へのインスピレーションとだけ説明。やや抽象的なコンセプトだが、デザインがその意味を雄弁に語っている。

全体に落とし込んだジグザグはNY/NJメトロスターズの初代ユニフォームに触発されたものだろう。クラブはMLS初年度の1996シーズンに、肩のジグザグが特徴的なこのユニフォームを着てリーグを7位で終えている。

NY/NJメトロスターズ 2000-01 Nike ホーム ユニフォーム

選手:ローター・マテウス

そしてキットカラーのレッド/ブラックは、1997年から2005年まで使用したホームユニフォームの色を復活させたものと思われる。

イタリアの名門ミランと同じ2色のストライプデザインへの変更と、96年にミランから加入したロベルト・ドナドーニ(97年途中で退団)との関係の有無は不明だが、このストライプはクラブ初期の象徴的なデザインだった。

今回のテーマである「レガシー」には、クラブの原点であるNY/NJメトロスターズ時代のキットデザインも含まれているのだろう。

サッカー界最強の「赤黒ストライプ」ユニフォームを着る5チーム

2024新ユニフォームはクラブ公式オンラインストア(MLSストア)で販売中。

間もなく開幕する2024シーズンのMLS。NYレッドブルズは2月26日に行われるナッシュビルSCとのアウェイゲームで今季リーグ初戦を迎える。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい