今年7月に開幕を迎えるパリ五輪。先日アルゼンチン代表チームが南米予選を突破し、男子サッカー競技に出場することが決まった。
そして、そのアルゼンチンを率いているハビエル・マスケラーノ監督はメディアに対して「リオネル・メッシをオーバーエイジで招集するかもしれない」と話し、大きな話題となった。
かつてパリ・サンジェルマンで2シーズンを過ごしたリオネル・メッシにとっては慣れ親しんだ国での大会であり、かつての本拠地パルク・デ・プランスが決勝戦の舞台にもなる。彼が参加するようなことになれば大きな盛り上がりを見せるはずだ。
しかしながら、かつてパリ・サンジェルマンやモナコなどでプレーした元フランス代表MFジェローム・ロテンは『RMC』で以下のように話し、メッシにはブーイングを浴びせるべきだと主張したそう。
「彼が我々に与えてくれなかったものを忘れてはならない。フランス人、そしてPSGサポーターよ。アルゼンチン代表でワールドカップに優勝してパレードしていた彼を見たか?
メッシは2年もの間、我々に小言を言い続けた。それに異議を唱えたいのであれば、彼をブーイングで迎えるべきだ。
彼は『パリに住むのは大変なことだ。受けるべき歓迎を受けられていない』と言っていた。ナンセンスな話だ。フランス人はみんな彼に敬意を示したし、ネイマールとともにエッフェル塔の頂点にいるような存在だった。我々はその見返りとしてメッシからの敬意を期待していたが、それは届かなかった。
ワールドカップのあと、彼はパリ・サンジェルマンによって祝われなかったことに不満を述べていた。しかし、決勝で彼が勝ったのはフランスなんだ。レッドカーペットを敷いてくれるなどと予想するべきではないよ」
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リオネル・メッシやネイマールに対して非常に厳しい批評を行っている辛口コメンテーターのジェローム・ロテン。
彼の目から見ればメッシはパリ・サンジェルマンで期待ほどの活躍をしておらず、しかもサポーターやクラブに対して不満を述べていたと感じており、フランス人はブーイングで迎えるべきだと思っているようだ。