昨季、初昇格のJ2で12位という成績を残した藤枝MYFC。
3年目の須藤大輔監督のもと、静岡の“第三勢力”としてジュビロ磐田や清水エスパルスにも負けない魅力的な攻撃サッカーを展開した。
彼らは2020年、J2ライセンスを申請するにあたって、施設基準の例外規定の適用を受けていた。
それに基づく、ホームスタジアムである藤枝総合運動公園サッカー場の改修工事が1月22日に完了。地元の『テレビ静岡』が伝えている。
今回の改修ではこれまで芝生席だったバックスタンドを屋根で覆い、固定席や車いす席を設置。これによりJリーグ基準では5,937人だった入場可能数が1万人余りとなり、J2ライセンスの基準を満たしたという。
総工費は約13億円。災害時の避難所に指定されているため今回の改修で防災備蓄倉庫も新設された。
昨年9月には再び例外規定の適用を受け、クラブ史上初となるJ1ライセンスの交付が認められた藤枝MYFC。
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『一体感〜伝播〜』というスローガンを掲げる2024シーズンは、4年目を迎える須藤監督とともにさらに上位を目指す。