10代の若さで世界的なスターになったPSGのフランス代表キリアン・エムバペ。誰もが羨む富と名声を手にしたが、普通の生活ができなくなってしまったことを残念がっているようだ。
『France 2』の番組で「最後にひとりでパン屋に行ったのはいつ」と聞かれると、こう答えていたそう。
「もはや分からない、分からないね。些細なことだし、小さい頃は家事だった。父親から『あれを買ってこい』と言われてね。いま、そういうことをやれるなら大金を支払うよ。多くの人にとっては何でもないようなことだけどね。
(48時間だけ誰にも気付かれない外見に変えられるならどうする?)
いずれにしろ、48時間は外で過ごすよ。間違いないね!考えずにあらゆることやるよ。(今や)僕は自発性を失ってしまった、人間として自発性をね。外に出かけてそういうことをしたいけれど、していない。
(48時間で)あらゆることをやるよ。ブラッスリー(飲食店)で静かに食事をしたり、友達と遊びに行ったり、ひっそりと誰も会いに来ないパーティーをしたりね。翌朝はテラスで太陽の下でおいしいブランチ。人生ではシンプルなことが素晴らしいんだ」
スターになったことで気軽にパン屋にも行けなくなってしまったそうで、もはや人としての自発性を失ってしまったとか。
匿名の存在になって普通のことをしたい願望があるようだ。