かつてACミランで活躍した名守備的ミッドフィルダーのジェンナーロ・ガットゥーゾ氏。現在はフランス・リーグアンのマルセイユで監督を務めている。

今回彼が『L’Equipe』のインタビューに答え、様々なことについて話していた。その中で、2005年あたりのバルセロナと対戦した印象を以下のように明かしている。

「27~28歳のころ、チャビ・エルナンデスやイニエスタ、ロナウジーニョ、リオネル・メッシがいるバルセロナと対戦していたよ。

何かが起こった。オレたちは90分、いや95分間走り続けた。彼らと対戦するたび、まるでマラソンを走っているような感覚で、ボールには3~4回しか触ることができなかった。何が起こっているか理解不可能だったんだよ。

相手が持っているボールとゴールの間には、オレたちの守備が7~8人いる。ブロックを形成して待っている。なのに全くボールが取り戻せない。それはなぜなのかと不思議に思っていたんだ。

我々は最終ラインのところには4枚を並べているが、バルセロナはいわゆる偽9番を使っていて、ピッチのどこでも数的優位を作っていたんだよ!驚いたね」

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かつてUEFAチャンピオンズリーグでも猛威を振るった黄金時代のバルセロナ。その流動的な攻撃と鮮やかなパスワークは、百戦錬磨のガットゥーゾでも驚愕するほどの先進性を持っていたようだ。

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