昨季限りでアイントラハト・フランクフルトを退団し、8月半ばになってイタリア・セリエAのラツィオに移籍した鎌田大地。

ただマウリツィオ・サッリ監督が敷いている戦術やシステムの中でなかなか実力を発揮できず、マッテオ・グエンドゥージとルイス・アルベルトが同じポジションを務めていることから継続的な出場機会も得られず。

現在は中盤の3番手という立場にとどまっているほか、途中出場からもなかなかいいパフォーマンスを見せられていない。先日はルイス・アルベルトの欠場で先発のチャンスを得たものの、観客からブーイングを受けてしまった。

1日に発表されたアジアカップ2023の日本代表メンバーから漏れたこともあって冬の移籍が濃厚…と言われていた。

しかしながら『Il Messaggero』の報道によれば、イタリアに戻った鎌田大地はラツィオのSDアンジェロ・ファビアーニ氏との会談の末、この冬には移籍しないことを決めたという。

これはイタリア・セリエAの財政的ルールが変更されたことによってクラブの予算が圧迫されたという事実が影響しているとのこと。

ラツィオは鎌田大地をこの冬に残さなければならなくなったものの、契約更新のオプションを発動すると給与が年300万ユーロ(およそ4.7億円)に跳ね上がってしまうため、それを行使する可能性はかなり低いという。

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おそらく鎌田大地はこの夏のマーケットでフリーエージェントとしてラツィオを退団する可能性が高い…とのことだ。

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