今季アイントラハト・フランクフルトからラツィオに移籍した日本代表MF鎌田大地が、この冬に退団する可能性が高まっているようだ。
紆余曲折の末にフリーでラツィオに移籍した鎌田大地であるが、今季はこれまでレギュラーを獲得することができていない。
先日行われたフロジノーネ戦ではルイス・アルベルトの負傷もあってスタメン出場したものの、芳しいパフォーマンスを見せられず、ファンから大きなブーイングを受けていた。
さらにその影響もあって1月のアジアカップでは日本代表のメンバーから外れてしまい、鎌田大地自身のキャリアにも大きな影響を及ぼしている。
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長はそれでも鎌田大地を放出するつもりはないと発言していたが、『Romatoday』の報道によればその方針は変化しており、この冬に売却する可能性を真剣に検討しているとのこと。
記事によれば鎌田大地に設定された移籍金の額は1500万ユーロ(およそ23.4億円)で、それに近いオファーがあれば放出を決断するそう。
そして、鎌田大地が放出された際の後釜についてもすでに検討されているようだ。
マウリツィオ・サッリ監督が求めているのは教え子でもあるナポリのピオトル・ジエリニスキであるとのことだが、セリエAでも屈指の選手であるため可能性は決して高くはないという。
そこで他にもトリノに所属している教え子サムエレ・リッチ、そしてエンポリに所属するMFヤコポ・ファッツィーニが考えられているようだ。
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