『DAZN』で毎週木曜日に配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は年内最後の放送ということもあって、ゲストには今シーズンで現役を引退した元日本代表MF小野伸二が出演。内田篤人との対談「アツトカケル」も行われた。

その中で、今季アイントラハト・フランクフルトからラツィオに移籍して苦戦している鎌田大地の話題に。小野伸二は彼の状況について以下のように話していた。

内田「耐える時間ってあるじゃないですか。海外でも試合に絡めないことはあるし、移籍して国も変わってますし。鎌田くんは我慢が必要ですか」

小野「我慢なのかな…本人はフランクフルトであれだけの実績を残して、自信を持って臨んでいたと思うんですけど。

その国の文化というのもあると思うので…。元々そのチームにいた選手は、それまでの仲間を大事にするというのがチームなので、外から来た選手はちょっと余所者みたいになると思うんです。

それをどうやって自分でうまくコミュニケーションをとりながら、どう人間として付き合っていくか。サッカーはもちろん大丈夫だと思いますけど、中の問題はピッチの上だけでは難しいかもしれない。

オフの時、ピッチにいないときに選手たちとどれだけコミュニケーションを図れるか。それがこれから大事になるんじゃないかなと」

内田「オランダとも違いますし、ドイツともオーストラリアとも違うんですかね」

小野「だいぶ違いますね。どこの国でも、そこの文化というのがあると感じているので。でも根本的に大事なのは『人と人』なので。

そういうつながりをいかに大事にするかで、信頼感も得られるし、それがピッチの中に表現されていく。プレーは間違いないですから。僕はそうじゃないかな…と思っているだけなんですけど」

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これまでオランダ、ドイツ、オーストラリアでプレーした小野伸二。それぞれの国には違った文化があるものの、根本的に大事なのは人と人との付き合いであると感じているのだそう。ピッチ外での信頼感がサッカーにも現れるため、普段から選手とコミュニケーションを取ることは大切だと話していた。

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