現在インドネシアで行われているFIFA U-17ワールドカップも佳境を迎えており、2日にドイツ対フランスの決勝戦が行われる。

かねてからユース世代の国際大会は若手選手にとって大きなチャンスであった。一方、そもそも世代別代表には縁がないままスターとなったケースも多々ある。

今回はそんな選手たちの中から5人を見ていきたい。

オリヴィエ・ジルー(フランス代表)

所属クラブ:ミラン(イタリア)

ミランだけでなく、フランス代表でも活躍を続けているジルー。若手時代は長らく下部リーグでプレーしていた選手である。

ユース世代からタレント揃いの強豪国ではさほど注目されず、世代別代表に選出された経験はない。

2部トゥールで結果を残した後、24歳で加入したモンペリエで遂にトップリーグデビュー。2年目にはリーグアンで21ゴールと大ブレイクした。

そのシーズン中にA代表デビューを飾り、翌シーズンにはアーセナルへと引き抜かれている。