J2大宮アルディージャは17日、MF大山啓輔の契約満了を発表した。

アカデミーから数えて17年在籍の生え抜きがクラブを去る。

小学生時代から大宮の下部組織で過ごしていた大山は、これまでJ1で35試合、J2で152試合、公式戦通算227試合5得点を挙げた。2018年シーズンはリーグ戦38試合1得点6アシストと主軸として活躍し、5位入りを果たしてJ1昇格プレーオフ出場に貢献した。

大山はクラブのリリースを通じて

この度、契約満了に伴いチームを離れることになりました。アカデミーで7年、トップチームで10年、計17年という長い間、クラブには本当にお世話になりました。

大宮でもっともっと力になりたかったですが、自分の力不足でこのような形になってしまったことがとても残念でなりません。
また、このような成績でチームを去らなければならないこと、自分を育ててくださったコーチングスタッフや、最後まで応援してくださったファン・サポーターの皆様の期待に応えるような成長や結果を残せなかったこと、非常に申し訳なく感じています。

しかし、どんな時もサポートしてくださったクラブ関係者、応援してくださった皆様のおかげで、最後の最後まで大宮を想い、愛し続けながらプレーすることが出来ました。これはサッカー選手としてとても幸せなことだと思っています。本当に感謝しています。

まだいくつかクラブイベントが残っていますが、皆様に直接感謝を伝えられる場が限られてしまったことを、お許しください。今後のことはまだ何も決まっていませんが、次に皆様のお目にかかる時には、少しでも成長した姿をお見せできるよう精進して参りたいと思います。

応援してくださった皆様のことは、一生忘れません。長い間、本当にありがとうございました。

とコメントしてアカデミー時代を含めて17年過ごしたクラブに別れを告げた。

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大宮は今季22チーム中J3自動降格圏内の21位でシーズンを終えた。J2ライセンス資格を持たないFC大阪がJ3でJ2自動昇格圏内2位に入れば大宮のJ3降格は避けられるが、FC大阪は残り3試合で2位の鹿児島ユナイテッドとの勝ち点差6を上回る必要があるため、大宮の降格が濃厚と見られている。

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