今季のプレミアリーグで好調なトッテナム・ホットスパー。

このクラブの歴代ユニフォームサプライヤーの中に異色といっても過言ではないブランドがある。現在はスニーカーなどで有名なPonyだ。

そのPonyが放ったパープル/ネイビーの1995-96アウェイユニフォームは、現在ではカルト的な人気がある一着。ここでは、その復刻レトロジャージをご紹介したい。

Tottenham Hotspur 1995-96 Pony Away Retro Jersey

トッテナム・ホットスパー 1995-96 Pony アウェイ 復刻レトロユニフォーム

それまでのUmbroに代わってPonyがサプライヤーに就任した最初のシーズンのアウェイユニフォーム。

この1995-96シーズンのプレミアリーグは8位で終えている。後にアーセナルへ禁断の移籍を果たして無敗優勝を成し遂げるソル・キャンベルが在籍していた時代だ。

当時はスタイリッシュと好評だったというパープル/ネイビーのアウェイユニフォーム。だが色の濃さゆえにキットクラッシュ回避で出番はそれほど多くなかったようで、イエローのサードユニフォームのほうがアウェイ的な役割を果たしていた。

こちらはオリジナルのアウェイユニフォーム。見比べてみると、復刻版はシルエットを除いてほぼ完コピと言える仕上がりだ。強いて挙げるならエンブレムのデザインが少しだけ惜しい。

可愛らしいブランド名は動物のポニーではなく“Product of New York”の頭文字。その名の通りPonyは1972年にアメリカ・ニューヨークで創業したブランドだ。

トッテナムとの契約は95-96から98-99まで4シーズンで、この期間は胸にコンピューター会社「Hewlett Packard」のロゴマークを付けていた。

【関連記事】スニーカーが有名なブランド『PONY』、昔はバリバリの「ユニ・サプライヤー」だった

90年代の懐かしいデザインが街着向きの復刻レトロユニフォームは、トッテナムのクラブ公式オンラインストアで販売中となっている。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思いだす数々のユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介