12日にプレミアリーグのブレントフォード戦が控えているリヴァプール。
日本代表MF遠藤航は10日のELトゥルーズ戦に続いて先発起用される見込みのようだ。
ユルゲン・クロップ監督は、前日会見で遠藤についてこう言及した。
「ワタルは我々にとって常に非常に重要な存在だった。
これもサッカーの別部分だ。先発11人がいいプレーをした時、他の選手たち(控えメンバー)はよくなかったと思われる。それは事実ではない。
ワタルは毎日ステップを踏んでいるし、それは大事なことだ。
過去にも同じような話があった。今年は少し違って、選手たちはより早くフィットしているかもしれない。
だが、我々にはそういうことがあった。(リヴァプール加入直後の)アンディ・ロバートソンは半年プレーしなかった。もう誰も覚えていないだろうが、そういう感じだった。
ほかの選手たちも最初は苦労した。それは問題ない。
だが、彼(遠藤)は苦しむことさえなかった。とてもいいプレーをしているし、成功した。我々にとって超重要な存在だ。
彼は多くの試合でプレーしている。
もし、全試合でプレーしたら、『プレミアリーグでは先発しない』と言われるだろう。プレミアリーグとかは関係ない。ちょっとしたリズムだ。
とはいえ、彼は間違いなくプレミアリーグの試合に先発する、100%ね」
あらためて、遠藤は大事な存在として評価していたようだ。
なお、カップ戦では遠藤と交代したトレント・アレクサンダー=アーノルドが中盤に入ることもあった(彼はもともとセンターハーフ)。クロップ監督はアーノルドの中盤起用について、「ありえる。状況や相手などによる。彼はそこでプレーできる」としつつ、「そこに入れると世界最高の右サイドバックのひとりを失うことになるので、それを忘れてはいけない」と述べている。