フランスのリーグアンで最下位と苦しむ名門リヨン。
0勝3分6敗といまだ未勝利のなか、29日に行われるはずだったマルセイユ戦の試合前に事件が起きた。
リヨンのチームバスが敵地ヴェロドロームに到着する際、フードを被った100人ほどのグループが襲撃。
投石されたバスは窓ガラスが破壊される大きな被害を受け、リヨンのファビオ・グロッソ監督とアシスタントが顔面を負傷した。
🚨 Avant-match OM - OL : le bus de l’@OL a été caillassé, Fabio Grosso blessé est en train de se faire soigner.
Plus d’infos à venir sur notre live…#OMOL #OM #OL pic.twitter.com/b05pIeu0Gw
— Free Ligue 1 (@FreeLigue1) October 29, 2023
💬 "C'est scandaleux, c'est une honte de voir des choses comme ça en 2023 ! Je ne veux même pas voir le match, je rentre chez moi."
🤬 L'énorme coup de gueule d'un supporter marseillais lorsqu'il a appris le caillassage du bus lyonnais. pic.twitter.com/KtosYcfvyr
— After Foot RMC (@AfterRMC) October 29, 2023
『RCM』によれば、流血したグロッソ監督は12~13針縫う怪我を負ったという(当たったのはビール瓶かビール缶という話も)。
リヨンDFデヤン・ロヴレンは「今夜バスのなかで監督と僕らに起きたことは計り知れない。本物のファンたちのことは尊敬しているが、今日のは違う。重傷を負わせるという明確な意図があった」とのメッセージをSNSに投稿。
Instagramのストーリーには顔から流血するグロッソ監督の写真も投稿している。
顔中血だらけだ…。そして、縫合後のグロッソ監督の痛々しい姿がこちら。
左目に近い位置に裂傷を負っており、眼球に達していれば、失明していた可能性もありそうだ。
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地元警察は投石容疑がある2人を含めた7人を逮捕。事件を起こしたのはマルセイユ側のサポーターとされており、マルセイユは、グロッソ監督の早い回復を祈りつつ、容認できない暴力的行為を強く非難するとの声明を出している。