サッカー界にも影響を及ぼしているイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの対立激化。

バイエルン・ミュンヘンのモロッコ代表ヌサイル・マズラウィはパレスチナ寄りのSNS投稿が問題視されているようだ。

それは「神よ、抑圧されたパレスチナの兄弟たちが勝利を収めるのを助けてください」、「彼らは俺たちを黙らせようとしている」などというものだったそう。

ドイツ紙Bildによれば、バイエルンのイスラエル代表GKダニエル・ペレツはマズラウィの投稿に衝撃を受けたという。ただ、マズラウィはこのような反論をしたとのこと。

「まず何よりもに、自分の立場を説明しなければならないのは残念だと言いたい。

何千人もの罪のない人々が殺されている状況がある。

自分の立場は世界の平和と正義のために働くというもの。

つまり、あらゆる形のテロリズム、憎しみ、暴力に反対する。そして、それは自分が常に支持するものだ。

だからこそ、なぜ人々が自分と正反対の考えを持ち、自分がヘイトグループと関連づけられるのか理解できない。

この対立は、自分がどう思うか、他人がどう思うかという問題ではない。

何の罪もない人々が毎日殺されている。この恐ろしい制御不能の紛争のせいで。

僕らはみんなでそれに反対し、声を上げるべき。決して誰かを傷つけることが自分の目的ではない」

Bildは、マズラウィをテロ支援者のように表現していたという。

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モロッコとパレスチナは歴史的に関係が深い。2020年にモロッコはアメリカの仲介でイスラエルとの国交を回復したが、今回の衝突によって、国内ではパレスチナ支持を訴える数万人規模のデモが行われているという。

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