昨年末から怪我で離脱している守護神マヌエル・ノイアーの復帰が近づいているバイエルン・ミュンヘン。
今年1月にはスイス代表GKヤン・ゾマーを緊急補強したが、彼はこの夏にインテルへ移籍した。そのゾマーは『Blick』でこんな話をしていたそう。
「バイエルンは極めてワイルドな状況を経験している。
解雇、異動、多くの騒動、スポーツを超えた様々な問題。
バイエルンで物事がどう機能するかを学んだ。選手が1~2人選ばれ、メディアが騒ぐ。そして、新しい選手が選ばれる。で、自分の番が来た。
とはいえ、公に自己弁護する気にはなれなかった。最も大事なのはプレーしてチームの成功に貢献すること。最終的には全てうまくいった。
(ドイツ時代に受けた批判は)
もちろん、不愉快な時もあったが、批判は人生の一部なので、うまく対処できる。
恨みはない。意見を持つ人間がそれを公にするのは彼らの権利だ」
「バイエルンは組織という点では非常にプロフェッショナル。従業員たちはとても温かいし、率直だ。
インテルも新加入選手やその家族が出来るだけ快適に過ごせるように配慮してくれる。
イタリアではメンタリティが少し違うし、とても情熱的。プレッシャーはどちらのクラブも同じ。目標は常に成功することだ」
ブンデス11連覇中のバイエルンだが、ユリアン・ナーゲルスマン監督の電撃解任やオリヴァー・カーンの退団など内部に混乱が見られた。
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その荒れた動乱を経験したゾマーだが、クラブ内の組織はプロフェッショナルなものだったとも感じたようだ。