韓国は13日にソウルで行われたチュニジア戦に4-0で勝利した。
2月に就任したユルゲン・クリンスマン監督にとってはこれがホームでの初勝利(先月のサウジアラビア戦に1-0で勝利しているが、試合が行われたのはニューカッスル)。
そんな一戦で韓国のエースFWソン・フンミンは出番なし。
『Yonhap News』によれば、クリンスマン監督はその理由をこう説明していたそう。
「ソン・フンミンには休みが必要だった。
足の筋肉が100%のコンディションではないので、チーム(トッテナム)での試合でプレーしたことは実際にはトゥーマッチだった。
どんな選手もプレーしたいものだ。だが、11月のW杯予選や来年1月のアジアカップでは健康なソン・フンミンが必要になる」
「 前半のパフォーマンスは悪くなかった。
ただ、ディティールが足りなかったので、ハーフタイムには選手たちにもう少しアグレッシブなプレーを注文した。
相手が5バックだったため、攻略するにはサイドの裏のスペースを攻撃しなければならないと判断した。
実際、今日のような代表戦で重要なのは精神力だ。フィジカルや技術的には私たちの選手は優秀なので、そのような自信を植え付けるのが我々の役割だ」
ソンが所属するトッテナムは8節終了時点のプレミアリーグで首位に立っている(アーセナルと同勝点)。そのなかで新キャプテンにもなったソンは8試合で計631分プレーし、6ゴールを記録。クリンスマン監督は、足の状態が完璧ではないので、彼を温存したようだ。
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17日にチュニジアは日本代表と対戦する。