韓国で21日に行われる予定となっていた「レジェンドオールスターマッチ」が突如開催中止となったという。

このレジェンドオールスターマッチは韓国、イタリア、ブラジルの3カ国から名選手を招待し、短時間の試合が3回行われる予定だった。

招待されていた選手は非常に豪華で、イタリアからはパオロ・マルディーニ、フランチェスコ・トッティ、ファビオ・カンナヴァーロ、マルコ・マテラッツィら。

ブラジルからはロナウド、ロナウジーニョ、リヴァウド。そして韓国からはアン・ジョンファン、キム・テヨン、イ・ウンジェ、チェ・ジンチョル、キム・ナミルなど2002年の日韓ワールドカップでプレーした名選手が集まる予定だった。

このイベントはUAEに本社を置いている「Racing City Group」と、韓国の旅行会社であるトラベリングが企画したもので、先月11日にソウルのホテルで大々的に懇親会が行われていた。

ところが、開催を9日後に控えた12日にこのイベントは突如キャンセルになったと発表された。

『thesportstimes』によれば、「Racing City Group」は約束した投資資金を支払わず、それによって大会を開催するための準備が整わなかったのだそうだ。

入場券を販売していたインターパークチケットは、すでに顧客に向けて全額を返金することを決めたと発表している。

なお、この「Racing City Group」は以前「韓国のクラブを買収して投資を行う」と約束したUAEの企業。王族のナースル・アル・タミーミーが率いており、非常に大きな資金力を持っていると伝えられた。

スペインやイタリアの下部リーグのクラブも購入しており、アジアのビッグクラブ誕生か?と騒がれ、日本でも「Jリーグも外資を受け入れてはどうか」という論調もあった。

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ただ、今回の件によって「Racing City Group」への批判は高まっており、韓国でのビジネスも断念しなければならなくなりそうだ。

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