毎週木曜日に『DAZN』で配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は松井大輔をスタジオゲストに招いたほか、フランス・リーグアンで復活を見せた日本代表MF南野拓実のインタビューを放送している。

そのエンディングでは、選手と監督との関係についての話に。松井大輔はル・マン時代に変わり者と名高いフレデリック・アンツ監督の下でプレーしており、その際の強烈なエピソードを明かしていた。

松井「ウォーミングアップをせずにそのまま試合に行くとか。

あとは…一回言わなかったっけ。暗闇のロッカールームでアップして、そのまま試合に行こうとか」

内田「…なんで?」

松井「わっかんない。(一同笑)喋ってたことはわかるよ。

言い方悪いけど、『俺たちは犬だ!』『ここの檻から出たら、お前ら走れ!』みたいな…。

明かりを全部消して。なんにも見えないよ。その中で『もも上げ!』とか。スパイクだからカタカタカタカタって音が…(笑)

最後はすごいよ。ドアが開くじゃん。そこから光が差してきて、そこにみんなが走り込んで行くのよ。やっぱり光を求めて行っちゃうんだよね。

んで、その試合は勝ったんだよ、ほんとに。

でも俺だけはすごく調子悪かったんだよ。ボールを触ってないから全然感覚がなくて、自分だけ走ってるだけで試合が終わった」

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フレデリック・アンツは2004年から2007年までル・マンを指揮したフランス人監督で、ダンスなど特殊な練習を取り入れたり、選手とのコミュニケーションが独特であることで有名だ。

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