スカイスポーツなど欧州の複数報道媒体は4日、国際サッカー連盟(FIFA)がロシアU-17代表の男女チームの大会参加禁止処分を解除したと報じた。

同日開催された理事会でロシアU-17代表の男女チームのU-17ワールドカップの大会参加を認めた。ただし大会参加チームはロシアサッカー連合での参加が義務付けられ、国旗、国歌、これまで着用してきたロシア代表のユニフォームの着用は許されない。またトップチームの処分は解除されない。

これまで2022年2月24日から始まったロシアによるウクライナへの侵攻により、ロシアサッカー連合は国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)からワールドカップや欧州選手権(EURO)などの主要大会への参加停止を受けている。

UEFAは先月26日、ウクライナ侵攻によるUEFA主催大会の参加を禁止されているロシアの17歳以下代表チームの大会参加許可を発表。子供の大会参加を禁じることは差別につながるという名目で禁止処分を緩和した。FIFAもこの動きに続いたと見られている。

【関連記事】孤立するロシアは欧州に残るのか。それともアジアに転籍するのか。進む未来の険しさとは

男子チームの出場は来月11月に開催される2023 FIFA U-17ワールドカップ・インドネシア大会以降(予選は大会参加禁止処分により不出場)となる。

【厳選Qoly】ヨーロッパでは驚き?「まだJリーグで現役を続ける信じられない5名」

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら