今月9日に敵地で行われたドイツ戦に4-1で勝利した日本代表。
不調を極めていたドイツはハンジ・フリック監督の解任を決断し、ドイツ代表史上123年の歴史で初めて契約途中に指揮官をクビにした。
そうしたなか、吉田麻也は、TOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」で、ドイツ戦についてこう話していた。
「ドイツ相手に4-1に快勝しましたね。その後、トルコにも4-2で快勝で本当に良いゲームをしたなぁと思います。
(中略) すごいいい試合してるなぁっていうのと、ちょっとドイツがあまりにも酷いなぁっていうのも同時に感じて。
3点目が入った後のフリック監督の表情が物語っていましたね。もう悟ったような顔をしてました、これはクビだと。
日本もよかったですけど、ドイツも本当に状況が悪くて。
3点目(浅野拓磨の得点につながるシーン)で久保建英選手が(ボールを)奪った後もリュディガーとか歩いてるのを見ると、負けが続いているチームとか降格が決まっているようなチームって結構こういうのがありがちで。
そう考えるとそれくらい厳しい状態に入っていたのかなぁと思いますけども。
もちろん日本代表もしっかり準備してプランを立ててやってたなぁっていうのは感じたので。
僕が選ぶマンオブザマッチはサッカー協会(JFA)ですね。この1試合だけじゃなくて、全体を見て。
コロナ前からドイツにオフィスを置いて、ヨーロッパのものを吸収して、ヨーロッパでしっかりと組織づくりをして、こういうチームに勝っていくために準備をしてきたっていうのは、日本のサッカーが一個上に上りつつあるんじゃないかなというのを感じましたし、こういうマッチメイキングができるようになっているのは日本全体の勝利だなと思います」
久保が自陣内でボールを奪って独走した場面でDFアントニオ・リュディガーは追走するのを諦めていた。
吉田はこれを見てドイツの崩壊を感じたとのこと(久保がボールを奪った相手はロビン・ゴーセンス)。
なお、JFAは2020年にドイツのデュッセルドルフに海外での拠点を築いている(今回の対戦はドイツ側からの要望だったようだが)。