2021-22シーズンの途中にマンチェスター・ユナイテッドを解任されたオレ・グンナー・スールシャール氏。

彼が今回『The Athletic』のインタビューに答え、マンチェスター・ユナイテッドで指揮を執っていた時期のことを赤裸々に回願している。

2018年にジョゼ・モウリーニョが解任されたあとで暫定監督となり、その4ヶ月後に正式な指揮官となったスールシャール。2021年までの間に獲得しようと思っていた選手については以下のように話しているという。

オレ・グンナー・スールシャール

「まずは同じノルウェーのアーリング・ハーランドを補強リストのトップにした。ザルツブルクでデビューする前から彼のことは注目していたよ。

そして、デクラン・ライスだ。ただ彼がこの夏に記録したようなコストを支払うことはできなかった。

我々はさらにモイセス・カイセドについて話し合ったが、もっと即戦力が必要だと感じていた。

ブライトンは素晴らしい才能を持つ外国人選手を引き入れ、1年半の時間を使って定着させることがうまい。

ただマンチェスター・ユナイテッドはそのような贅沢な時間がない。そのためにクラブの多くの選手が犠牲になっている。

そして、私は心からジュード・ベリンガムの獲得を願っていたんだ。

彼はマンチェスター・ユナイテッドに値する選手だったが、ボルシア・ドルトムントを選んだ。それはおそらく賢明な選択だった。

私は毎日のようにハリー・ケインと契約したがったし、彼もマンチェスター・ユナイテッドに来たがっていたと理解している。ただ、クラブには新型コロナウイルスの影響で予算がなかったんだ」

【関連記事】マンチェスター・ユナイテッドの「9番」、最高から最悪の8選手

スールシャールが率いていたころはかなり予算に制限があり、狙っていた選手を獲得できたわけではなかったようだ。

なおここで挙げられている選手の中でライス、カイセド、ベリンガムは1億ポンド(およそ180.9億円)以上の額で移籍している。ケインは1億ユーロ(およそ157.6億円)程度、そしてハーランドがなぜか5100万ポンド(およそ92.3億円)と最も安くマンチェスター・シティに加入した。

                   

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)