20年ぶりにUEFAチャンピオンズリーグの舞台に戻ってきたニューカッスル。20日に敵地で行われたミランとの初戦は0-0のスコアレスドローとなった。
『Sky Sports』によれば、現地観戦に訪れていたニューカッスルファンが試合前に刺傷する事件があったという。
58歳の男性は息子や友人と一緒にいた際、7~8人グループに襲撃された。背中や腕に刺し傷を負って病院で治療を受けたものの、火曜夕方に帰国する予定。
ニューカッスル側に割り当てられてチケットは4000枚だったものの、それ以上の数のファンたちが現地に渡航していたそう。ニューカッスルは負傷したファンの回復を祈るメッセージを出している。
負傷した男性の娘は「父は安定しているけれど少しショックを受けている。2度の膝の置換手術を受けたばかりだったので追いかけられた際に転んでしまって襲撃された。兄妹は大丈夫だけど、父に起きたことを目にしてショックを受けている。一晩中寝られなかった」と話している。
警察によると、事件がサッカーに起因するものなのか否かはまだ不明だという。ギャンググループが手にしていた凶器はマチェテ(山刀)とされており、男性がかなり流血する様子も撮影されている。