トッテナムは16日に行われたプレミアリーグ第5節シェフィールド・ユナイテッド戦に2-1で勝利した。

終盤に失点するも後半アディショナルタイムに決まったリシャルリソンとデヤン・クルセフスキの連続ゴールで劇的勝利を掴んでいる。

そうしたなか、退団したハリー・ケインに代わって新キャプテンになったソン・フンミンの発言と行動が話題になっている。

ホームで勝利した後、ブラジル代表FWリシャルリソンをサポーターの前に押し出していたのだ。

昨夏、5800万ユーロ(91億円)でエヴァートンから加入したリシャルリソンだが、わずか3ゴールと不発に終わり、批判を浴びた。

また、先日のブラジル代表戦で交代した後に涙を見せると、「イングランドに戻り、心理学者の助けを借りて、自分の心を鍛えるつもりだ」と苦しい心中を明かした。

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アンジェ・ポステコグルー監督も彼をサポートすると話していたが、ソンはこう述べていたそう。

「自分がゴールするよりも、リシャルリソンが得点するのを見るほうが気持ちがよかった。

彼は先週から困難を抱えていて、どうすれば彼を助けられるかを考えていた。

彼は才能ある友人だし、彼が不運やそのほかの理由で自分を責めているのは残念だった。

自分も同じ経験をしているので気持ちは分かる。だから、彼が今日の試合の後に強い一面を見せて成長してくれるのを願う」

ソンも2021-22シーズンに23ゴールでプレミアリーグ得点王になるも昨季は10ゴールと得点が半減した。そのような経験もしただけにリシャルリソンのことを思っていたようだ。

この振る舞いには海外のファンたちも感激している模様。

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