2018年にレスター・シティの本拠地キングパワー・スタジアムで発生したヘリコプター墜落事故。

当時レスター・シティの会長を務めていたヴィチャイ・スリヴァダナプラバ氏をはじめとして、搭乗していた5名全員が死亡した。

『Mirror』が伝えたところによれば、今回この事故に関する報告がイギリス航空事故調査局から発表されたとのこと。

それによれば、事故が発生した原因は、ヘリコプター「レオナルドAW169」のテールローターが故障したことだという。

テールローターのベアリングが滑ったことによって破損し、ペダルとのリンケージに問題を抱えたことにより、発進からまもなく機体が激しく回転。

ブラックボックスにはパイロットのエリク・スワッファー氏が「何が起こっているのかわからない」という言葉が残されていたという。

そしてコントロールを失った機体はキングパワー・スタジアムの駐車場に墜落したとのこと。

その際の状況を再現したアニメーションでの映像もイギリス航空事故調査局から公開されている。

上部にあるメインローターが回転することによって浮力を生み出すヘリコプターであるが、そのため常に機体には横方向に回転する力がかかっている。

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それをコントロールするためにあるのが機体後部にあるテールローターであるが、制御するための機構が故障したため、パイロットがペダルを踏んでも動かない状況になっていたようだ。

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