今夏のマーケットでの移籍が噂されてきた日本代表MF田中碧。
所属しているドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフも補強資金のために彼を売却することに前向きであるが、まだ具体的な動きには至っていない。
その中でドイツの『Sky』は田中碧がボルシア・メンヘングラードバッハに興味を持たれていると伝えていたようだ。
ただ『Rheinische Post』が調査したところによれば、これはどちらかといえばフォルトゥナ・デュッセルドルフ側が売り込んだものだという。
ボルシア・メンヘングラードバッハは板倉滉のボランチ起用を計画するなど中盤のメンバーが手薄になっており、それを見たフォルトゥナ・デュッセルドルフは田中碧を買ってくれないかと売り込んだよう。
ただ、ボルシア・メンヘングラードバッハの経営陣は経済的なこともあって田中碧に興味を示さなかったという。
また、フォルトゥナ・デュッセルドルフは他にも田中碧をシュトゥットガルトにも350万ユーロ(およそ5.5億円)で売り込んでいたが、最大でも250万ユーロ(およそ3.9億円)しか出さないと伝えられ、撤退することになったそう。
【関連記事】こんなにいる!欧州サッカークラブで「10番」を背負った日本人選手たち
さらに先日から話題になっていたリーズ・ユナイテッドについては、中盤にグレン・カマラとイリア・グルエフの2名を獲得したため、すでに田中碧からは撤退している可能性が高いとのこと。