今季は大きな変革を迎えているスコティッシュ・プレミアシップのセルティック。
アンジュ・ポステコグルー前監督の退任に従ってブレンダン・ロジャーズを新指揮官に招聘し、プレシーズンではアジアツアーを行うなど精力的な活動を見せていた。
その中で開幕戦からリーグでは2連勝を達成したが、リーグカップではなんとキルマーノックを相手に2回戦で敗退してしまい、早くも1つのタイトルを喪失。
さらにカーター・ヴィッカーズ、マイク・ナウロッキ、スティーヴン・ウェルシュ、マルコ・ティリオ、マイキー・ジョンストン、オ・ヒョンギュに加え、契約延長を拒否したとされる旗手怜央も怪我で離脱するなど野戦病院化している。特にセンターバックは岩田智輝を含めて3人しかいない状況に。
『glasgowlive』によれば、セルティックを率いているブレンダン・ロジャーズ監督はこの状況について以下のように語っていたとのこと。
ブレンダン・ロジャーズ
「非常にイライラするよ。最高の選手を起用したいのは当然のことだが、それが我々にとって不可能なのは明らかだ。
しかしながら、それに取り組んでいかなければいけない。それはプレシーズンのスケジュールを通しての自然な流れだった。
我々はそれに対処するだけだ。チームには有能な選手がたくさんいるし、彼らは進歩してくれると確信しているよ。
キルマーノックとのリーグカップに敗れたが、そのような重要な試合に負けた後は精神的に強くあらなければならない。
特にスポットライトが常に当てられるようなビッグクラブでプレーしているときは、自分に焦点を当てて、精神的な強さを持たなければならない。それが何よりも重要だ。
そして敗北もサッカーの一部であると理解する必要がある。すべての試合に勝つことはできないのだ。
この選手たちは試合に対して非常に誠実だし、とても若く物事を学んでいる最中だ。敗戦はもちろん痛いが、次の試合に向けて再びエネルギーを注ぎ込み、集中しなければならないよ」
なお、今週末の土曜日にセルティックはセント・ジョンストンとの試合を控えている。果たしてどんなスタメンで臨むことになるのだろうか。