J1サンフレッチェ広島は11日、昨季J1王者の横浜F・マリノスMFマルコス・ジュニオールを完全移籍で獲得したと発表した。

横浜FMを5シーズン支え続けたブラジル人アタッカーが広島へ電撃移籍した。

今月3日に広島の背番号10を背負うチャンスメイカーMF森島司がJ1名古屋グランパスに移籍したため、広島は攻撃面に課題を抱えていた。

そこで攻撃的なポジションを複数こなせるマルコスに白羽の矢が立った。

2019年から横浜FMに加入したマルコスは、加入シーズンでリーグ戦33試合15得点3アシストで優勝に大きく貢献。翌シーズンもリーグ戦2桁得点を達成した。

昨季はリーグ戦23試合0得点3アシストと不発に終わり、今季はリーグ戦18試合2得点2アシストと近年の成績は物足りなさがあったが、第16節FC東京戦で試合終了間際に決勝弾を挙げるなど勝負強さは健在だ。

マルコスは

はじめまして。
サンフレッチェ広島という伝統あるクラブに加入することができ、嬉しく思います。
僕のポテンシャルを評価してくれて本当に感謝していますし、ここ何年か新たなチャレンジが必要なのではないかと考えていたので、今回移籍を決めました。
新たなチャレンジですし、学ばなければならないことがたくさんあると思いますが、いち早くチームに溶け込んで、サンフレッチェのために戦いたいと思います。

とコメントした。

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広島は現在勝ち点31で9位と首位ヴィッセル神戸との勝ち点は13ポイント差がついている。マルコスの加入で攻撃をテコ入れし、後半戦で反転攻勢に打って出る。

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