2日に行われた天皇杯4回戦。J2の栃木SCはJ1のアビスパ福岡をホームに迎えた。

試合は根本凌の2ゴールで栃木が一時逆転したものの、延長戦終盤の連続弾により福岡が4-2で勝利。2年連続の天皇杯ベスト8入りを決めている。

そんな試合が行われた、栃木SCのホームスタジアムである栃木県総合運動公園陸上競技場に関して、栃木県はネーミングライツ契約を更新したと1日に発表した。

「カンセキスタジアムとちぎ」こと栃木県総合運動公園陸上競技場は、2022年の栃木国体のメイン会場として、2020年7月にオープンした新しいスタジアム。

その開業時からネーミングライツを取得している株式会社カンセキは、栃木県宇都宮市に本社を置く企業だ。

栃木を中心にホームセンターやアウトドアライフストア「WILD-1」などを展開。また、神戸物産の「業務スーパー」を栃木県内でフランチャイズしているのもカンセキである。

社名は創業者が起業していた「関東石油販売」に由来するという(“関”と“石”でカンセキ)。

栃木県によれば、今回結んだカンセキとのネーミングライツの契約金は年間1700万円。契約期間は2028年7月31日までの5年間となる。